本の価値を見極める

読書時間は、本の情報量に比例させるのではなく、質と比例させます。
内容が薄ければ厚い本でも短時間で読みます。内容が濃ければ薄い本でもじっくりと読みます。
このように、本の価値と読書時間を比例させるほうが、トータル的に読書時間は短くなり、実になるのです。





速読は戦術、テーマは戦略

速読を覚えて本を読むのは、戦術です。
テーマと順番を決めるのは、戦略です。
どんなに戦術が良くても、戦略がボロでは戦いに勝てません。速読を覚えるよりも、何をどの順番で読むのかを決めるほうが何倍も重要です。





本はまとめて買う

勉強したい分野を見つけたら、その分野に関する書籍をまとめて買います。
その中から良質の本だけを選んで読みます。一冊一冊買って読んでいたら、時間を無駄にします。
情報を集めてから選ぶ。これも、読書における戦略であり、速読術なのです。




本は、早く買うほど速く読める

時間をかけて本を買うと、時間をかけて本を読むようになります。
なぜなら、人はお金や時間などのコストをかけるほど、元を取ろうとしてしまうからです。逆に言うと、時間をかけずに本を買えば、時間をかけずに読むことができます。
速く読む“は、買う段階からすでに始まっているのです。





本は買った日に読むと速く読める

読むモチベーションが一番高いのは、本を買った日です。翌日以降にしてしまうと、どんどんモチベーションが低くなり、読むスピードも遅くなります。
本は買ったその日に読むのが一番速く読めるのです。 





最初の一行を読む

未読の本が溜まってしまい、読まなければいけない。しかし、読む気分にならない。そんなときは、一行だけ読むようにします。一行のつもりがニ行、三行と読み、一冊読んでしまいます。
最初の一歩を軽くすることで、一歩が出やすくなります。一冊ではなく一行。いたるところで使える考え方です。




本棚を小さくすると、本をすぐに読むようになる

本棚が大きければ「後で読もう」と考え、本を溜めてしまいます。
本棚が小さければ置くスペースがないため、すぐに読み、すぐに捨てるようになります。
本に限らず、収納スペースは無駄にあるほど、「後にしよう」を生みだす原因になるのです。





読む時間を決めると、本は速く読める

ぼんやり仕事をするのと、締切を決めて仕事をするのでは、仕事のスピードが違います。
読書も同じです。時間を決めて本を読むと、速く読めます。

多くの場合は、大体決めた時間内で読み終えられるのです。





本の買取を予約すると真剣に読む

ブックオフなどでは、本の出張買取をしています。
数日後に出張買取に来てもらうように予約をすれば、慌てて読んでない本を読むようになります。
本を真剣に読む時は、本を捨てる時と売る時です。本の買取を定期的に行うことで、本を溜めず読むようになるのです。





読書も損切りが大事

つまらない本は、いくら読んでもつまらないです。 
買ったからといって、無理して読む必要はありません。無理に読めば、今度は時間まで無駄にします。お金を無駄にしても、時間まで無駄にしてはいけません。さっさと次の本を読むのが効率的な読書なのです。





“読まない本”を決める

10冊買ったからといって全部読む必要はありません。
また、全ページを読む必要もありません。1割程度や半分読むだけでもいいのです。読書は、知りたい部分、為になる部分だけ読めばいいのです。
これができないと、ネットサーフィンと同レベルの無駄な時間を過ごしてしまいます。





速読術を覚えてからが大切

速読で大切なのは、速読して浮いた時間をどうするかです。
一冊読むのに1時間かかっていた時間が10分になる。この浮いた50分をどうするかで、速読を活かせる人とそうでない人に分かれます。浮いた50分をさらに読書する人が、速読を活かせる人です。これが、勉強熱心な人がする読書なのです。




200冊速読して、1冊熟読する

心から良いと思える本は、200冊に1冊ぐらいの割合でしか出会えません(私の経験則)。その1冊は200冊以上の価値があります。
大切なのは、早くその本と出会うことです。200冊熟読していたら、1冊との出会いが遅くなります。速読を覚えるのは、その1冊に早く出会うためでもあるのです。




直感で読むページを決める

本を買う際、関心のあるコーナーに行き、本を選ぶはずです。
本を読むときも同じです。目次を見て、欲しい情報がありそうなページに行き、そこだけ読みます。本を読むときも、本を選ぶ際の感覚で読めばいいのです。





過去にない読書量をこなす

1日1冊しか本を読んだ経験のない人が、「1日5冊読む」と聞くと驚きます。1日50冊読んだ経験のある人は驚きません。キャパの差です。 
仕事でも同じです。とても忙しい経験をした人とそうでない人ではキャパが違います。
1回でも大きな負担をかけることで、キャパが広がり、限界値が上がるのです。結果、読書も1日で読める量が変わります。





本を愛する人は、カバーを付ける

「本なんて情報だけあればいいんだよ。ブックカバーなんていらない」と言う人は、「鞄なんて物が入ればいいんだよ」と言っているのと同じです。
物を愛している人は、外見や材質にもこだわります。
ブックカバーがあるだけで、情報を得るだけの読書から、豊な時間を過ごす読書へと変わるのです。




「お薦め本は何ですか?」と訊かない

お薦め本を訊いたところで、ピンとくる本とは出会えません。
本当にあなたのためになる本であれば、訊かれる前に相手に薦めているはずです。それに、人に訊いているようではダメです。
いい本も、いい人も、自分が行動しなければ出会えません。行動することで、出会いを引き寄せるのです。




書籍ほど安い物はない

通常、商品の価格は、商品の価値や市場に合わせて価格が決められます。
しかし書籍は、本の厚さや紙質で決まります。書籍の中身が濃くても薄くても価格は同じです。そのため、著者が何年もかけて学んだことが、千数百円で買えます。
読書ほど費用対効果の高い投資はありません。




著者に会いに行く

気に入った著者に会いに行きましょう。
どこかでセミナーなどをしているはずなので、その気になれば簡単に会えます。
著者は、活字では伝えられなかった情報を持っています。その情報には価値があり、会いに行く意味があるのです。
本はあくまでも出会いのきっかけなのです。






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